外傷後ストレス障害(PTSD)




外傷後ストレス障害(PTSD)とは?

人間、イヤなことはさっさと忘れてしまいたいものです。しかし、それを忘れることができずにフラッシュバックを起こしてしまう、大変な方々もいらっしゃるのです。

阪神・淡路大震災、そして地下鉄サリン事件、そして記憶に新しいニューヨークの同時多発テロ、中越地震などでは大変多くの人々が尊い命を奪われました。長時間にわたって瓦礫の中で生き埋めになっていた方には.....言葉もありません。

助かった方でも、肉親や友人の死という局面にたたされた方もいらっしゃったことでしょう。どれだけつらい思いをなさったのかはテレビでしか私は見ることしか出来ませんでしたが、どの事件とも、ひどい惨状でした。

PTSDは、前述のような大きなショックによって受けた「トラウマ」「心的外傷」と呼ばれる心の傷が影響し、精神的な失調をもたらす病です。また、最近の精神医学では、いじめ、セクハラ、レイプ、暴行などもPTSDの対象となっているようです。

外傷後ストレス障害(PTSD)の主な症状とは?

外傷後ストレス障害による主な症状は、不眠や不安感、悪夢が現れるもの、思い出したくもない災害・事故の情景の追体験(フラッシュバック)状態に陥るもの、そしてトラウマの原因となったものを自然と避けてしまう、例えば電車に乗っている最中に事故に遭い、それがトラウマとなった場合は電車に乗りたくなくなるといった状態などがあります

外傷後ストレス障害(PTSD)発症の根幹は?

外傷後ストレス障害に罹患するメカニズムというものははっきりとは分かっていませんが、私が色々と調べた範囲内ではどうも、前述のようなトラウマ(心の傷)と遺伝的な精神的脆弱性が絡んでいるという結論に達しました。

外傷後ストレス障害(PTSD)の療法は?

外傷後ストレス障害に於いてもっとも一般的な療法はトークセラピーといわれるものです。これはカウンセラーの協力を仰ぐ方法で、カウンセラーが、患者のトラウマとなった出来事、その時に感じた事」を聞き出してゆき、フォローを入れていくというものです。しかし、トラウマの原因が重篤なもので「人に話したくない内容」が多くある患者さんの場合にはあまり適用されないようです。

そしてもう一つは「薬物療法」です。憂鬱な気分を和らげるために抗うつ剤が処方されたり、不安を鎮めるためにベンゾジアゼピン系と呼ばれる抗不安薬が処方されたり、睡眠を促す目的で睡眠剤が処方されたりします。薬についての詳しい情報は右サイドのリンクからご覧下さい。