ジルテック
成分(一般名) : セチリジン塩酸塩
ジルテックの効能
- アレルギー性鼻炎
- 蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症
ジルテックの用法・用量
【錠】通常、成人はセチリジン塩酸塩として1回10mgを1日1回、就寝前に経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高服用量は1日20mgとする。
【ドライシロップ】通常、成人は1回0.8g(セチリジン塩酸塩として10mg)を1日1回、就寝前に用時溶解して経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最高服用量は1日1.6g(セチリジン塩酸塩として20mg)とする。
ジルテックの概要
ジルテックは我が国では1998年から発売されている、抗ヒスタミン薬と呼ばれる種類の薬です。ヒスタミンというものは、アレルギー症状を引き起こす原因となる生体内の物質のことです。
生体内にアレルギーの原因となる異物が進入すると、免疫系の細胞からヒスタミンが分泌されます。ヒスタミンは、血管にあるヒスタミン受容体(H1受容体)というタンパク質へ結合して活性化させます。血管のH1受容体が活性化すると、アレルギー症状が起きます。
ジルテックは、H1受容体と強く結合する作用を持つため、ヒスタミンがH1受容体と結合してしまうのををブロックします。
この働きによって、ジルテックはアレルギー症状を鎮めるのです。また、ジルテックは、ヒスタミンなどのアレルギー物質が、免疫系の細胞から分泌されるのを抑える作用も持っているのが特徴です。
また、ジルテックの大きな特徴の一つに、「即効性」が挙げられます。人にもよりますが、服用後、すぐに効いてくると言われています。
アレルギー性によるくしゃみ鼻水、皮膚のかゆみなどを素早く止めてくれるクスリ、それがジルテックです。
また、ジルテックのメリットとしては、クスリの持続時間が長いということが挙げられます。よって、ジルテックは1日1回の服用で済みます。忙しい方にとっては、これは大きなメリットだと思われます。
ジルテックの副作用
ジルテックは比較的安全性の高いクスリですので、重い副作用は、医師の指示通りに服用している分には、ほとんどありません。ただし、どんなクスリにでも言えることですが、服用のし過ぎは胃や肝臓を痛める可能性が高まるので、注意が必要です。
ジルテックの場合、副作用で一番多いのは「眠気」です。人によってはかなりの眠気を催すことがあります。よって、就寝前の服用が勧められています。
ジルテックへの私見
私は花粉症がひどかったため、当時、定期通院していた精神科の病院でジルテックを処方されました。ドクターには、皮膚科や耳鼻咽喉科以外でもジルテックは幅広く処方されていると言っていました。
ジルテックは確かに言われているとおりに、即効性があると思います。ムズムズしていた鼻が、一気に通るような感じがしました。
しかし、私の場合は、ジルテックによると思われる眠気は発現しました。対策として、それまで飲んでいたサイレースという睡眠薬を2mgから1mgに減らすという処方になったことを覚えています。睡眠薬代わりにもなるクスリかなと言うのが率直な個人的感想です。
しかしながら、ジルテックの薬価ですがジルテック錠5が82.5円、ジルテック錠10が102.3円もします。しかし、ジルテックは既に特許が切れているため、ジェネリック品がゾロゾロと発売されています。その中にはかなり薬価が安いものが含まれていますので、懐具合が気になる方はジェネリック品のチョイスをしても良いと思います。