リボトリール

リボトリール
成分(一般名) : クロナゼパム


リボトリールの効能

精神運動発作。自律神経発作。てんかん。

【応用】不随意運動、パニック障害、躁うつ病など。

リボトリールの用法・用量

* 通常成人、小児は、初回量クロナゼパムとして、1日0.5〜1mgを1〜3回に分けて経口服用する。以後、症状に応じて至適効果が得られるまで徐々に増量する。通常、維持量はクロナゼパムとして1日2〜6mgを1〜3回に分けて経口服用する。

* 乳幼児は、初回量クロナゼパムとして、1日体重1kgあたり0.025mgを1〜3回に分けて経口服用する。以後、症状に応じて至適効果が得られるまで徐々に増量する。通常、維持量はクロナゼパムとして1日体重1kgあたり0.1mgを1〜3回に分けて経口服用する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。

リボトリールの概要

リボトリールは、もともとはベンゾジアゼピン系の抗てんかん薬で、 脳の神経をしずめててんかん発作が起こりにくい状態にするという働きがあるのですが、身体の警報装置が緊急時でもないのに誤動作を起こし、身体全体に非常事態宣言を引き起こしてしまい、ふるえや動悸等が起きてしまうパニック障害や、また気分安定剤として躁うつ病などにも応用的に使われるクスリです。

リボトリールの正式な保険適応症は各種のてんかん治療になりますが、このように、それ以外のいろいろな精神・神経系の病気に対しても広く用いられています。



リボトリールの副作用

リボトリールはかなり安全性が高い薬ですので、副作用と言うものはほとんど無いとは言われているのですが、人によっては服用後に脱力感などを感じる場合があります。また、眠気やふらつきなども人によっては出るかも知れません。しかし、とても安全性の高いクスリですから、医師薬剤師の指示通りに服用する分には問題はないと思います。

リボトリールへの私見

私も一時期、パニック発作が酷いときにリボトリールを服用していましたが、パニック発作がリボトリール服用中は起こらなかったので、もしかしたらリボトリールが合っていたのかなぁと思っています。また、私は勝手に筋肉がぴくぴく動いてしまうという症状も持っていたのですが、それもリボトリールで治まっています。ただし、個人的に感想では、リボトリールは巷では「最強」と呼ばれているようですが、 0.5mg錠を飲んでいる限りはバシッと効く薬ではなくて、効き目はマイルドだと思いました。ところがリボトリール2mg錠の効果は強烈です。服用してしばらくするとふわっとした感じになり、眠くなってきます。さすが最強。しかし、クスリというものは服用した人それぞれに違う作用が現れるものですから、こればかりは飲んでみないと分からないなと思います。

ちなみに、リボトリールはハルシオンと似た感じの包装ですが、1錠ごとに切り取れるようなミシン目がついていないので、きちんと1錠分のところだけを破って錠剤を取り出すのがちょっと大変というか、不便です。




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