ソランタール




ソランタール
成分(一般名) : 塩酸チアラミド

ソランタールの効能

【効能A】

各科領域の手術後並びに外傷後の鎮痛・消炎。
次の疾患の鎮痛・消炎//関節炎、腰痛症、頸肩腕症候群、骨盤内炎症、軟産道損傷、乳房うっ積、帯状疱疹、多形滲出性紅斑、膀胱炎、副睾丸炎、前眼部炎症、智歯周囲炎。 抜歯後の鎮痛・消炎。

【効能B】

次の疾患の鎮痛//急性上気道炎。

ソランタールの用法・用量

【効能A】 通常、成人にはチアラミド塩酸塩として、1回110.2mg(チアラミドとして100mg、錠50mg:2錠、錠100mg:1錠、細粒20%:0.5g)を1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

【効能B】 通常、成人にはチアラミド塩酸塩として、1回110.2mg(チアラミドとして100mg、錠50mg:2錠、錠100mg:1錠、細粒20%:0.5g)を頓用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、原則として1日2回までとし、1日最大330.6mg(チアラミドとして 300mg、錠50mg:6錠、錠100mg:3錠、細粒20%:1.5g)を限度とする。



ソランタールの概要

ソランタールは解熱鎮痛薬ですが、ロキソニンなどのような一般的な解熱鎮痛薬とは少し違います。 作用のおだやかな塩基性の鎮痛薬に分類されるとのことです。

担当の医師によれば、ソランタール以外の他の解熱鎮痛剤は 「酸性」であり、ソランタールは酸性ではないそうです。

酸性の解熱鎮痛剤は、喘息の患者にとっては発作の要因となります。ですから、他の薬よりはソランタールは 、喘息患者の最適な解熱鎮痛薬だと言われているのが特徴であるそうです。

私は喘息持ちなのですが、このソランタール以外の解熱鎮痛剤を服用すると発作が起きたりします (こういうのをアスピリン喘息というらしいです。)。

よって、ソランタールは喘息を併発しているけれども、頭痛がしたり筋肉痛になった場合などに良く用いられる ようです。

たまに私は頭痛や腰痛などが始まったりするので、足りなくなったらその都度、ソランタールを出してもらっています。

ソランタールの欠点はと言うと、「作用が弱い」という点にあるようです。しかしながら、 その分副作用が少なく、喘息をあおるケースも少ないようで、かなり安全性の高いクスリであるようです。 重い副作用はほとんど無いようです。




戻る