双極性障害とは?
双極性障害は、かつては「躁うつ病」と一般的には呼ばれていたのですが、最近は「双極性障害」と呼ばれるようになってきています。
双極性障害は、躁状態を伴う双極I型障害と、軽躁状態を伴う双極II型障害に区分されいます。
躁状態が1回認められれば、双極I型障害と診断がなされることになっています。1回の躁状態で終わる症例は稀であり、一般には、うつ状態と躁状態のいずれかが、症状のない回復期を伴いつつ繰り返していくのが一般的です。
これに対して、うつ状態と軽い躁状態のみが認められる場合を、双極II型障害と呼びます。ただし、この双極II型障害については、軽躁状態そのものが、ちょっとした気分の盛り上がりと言った程度に感じられる場合が多く、患者や家族には認識されないことが多いようです。
双極性障害の症状と治療
双極性障害は責任感が強く、律儀で率直、物事に熱中し易く徹底的にやるタイプの人がかかりやすい病気であるようです。この病では、気分が落ち込み活動性が減少してしまい、自殺まで考えてしまう「鬱状態」と、気分が高ぶり活動性が異様に増大する「躁病」が繰り返されるという症状です。
躁状態になると、「自分が世界の支配者だ!!」といった感じに自信過剰になってしまったり、衝動が抑えられずに万引きをしたり、お金を無駄遣いしたり、短気になるなど、社会生活を著しく阻害してしまう状態に陥りがちです。
また、「鬱状態」になると「自分は生きている価値がない人間だ…」などと考えてしまい、気分減退どころか、自殺を試みてしまったりする、大変な症状です。
集団での「調和」を重んじる日本人にこういった病気にかかりやすいタイプの方がが多いとされています。
躁状態時に、お金を無駄遣いしてしまったり、万引きをしてしまうなどの犯罪行為を防ぐためにも閉鎖病棟での入院治療が望ましいそうです。(私の主治医の意見より。)
治療薬としては躁状態を抑える働きがあるとされる「リーマス」というリチウム製剤、又は気分安定剤として、「エビリファイ」「リスパダール」「ランドセン」などが使われるのが一般的であるようです。